ヒステリー研究
心理学者かめい第2弾、緊急企画、「ヒステリー研究」の時間です? さて、みなさま、ヒステリーと聞いて、なにを連想されるでしょうか?泣きわめいている女の人でしょうか?怒り狂って顔を真っ赤にしたウォール街のトレーダーでしょうか?
ヒステリーを簡単に説明してみたいと思います。 ヒステリー者と考えられる人には必ずある父親的人物がその背後に存在します。これは、よく「全てを知っている人」と主体にとって考えられていたりします。もしくは「全てをやろうと思えばできる人」と考えられている場合があります。 ヒステリー者は、このような理由から、自分がうまくいかないのは、その「全てを知っているはず?の人」がだらしがないというような怒りを持つようになります。と同時に、心の底では自分が間違っていたことを知っているので自分をわざわざ傷つけたりする(享楽から自分を遠ざける)ことがあります。
ヒステリーは、多くの場合、知識及び経験の無さから来る妄信的な信仰が崩れるときから発生することが多いとされています。100年前にドイツで調査された場合では、都会に移り住んできた人にヒステリー者が多いとされています。これは恐らく、なじみがない文化や風習についていけなくなった主体が、助けを求めた結果、ある「全てを知っている」と主体に考えられる人に出会い、その人への信仰のような信頼が原因になります。そこで、もし、自分の生活がうまくいけば、それは全てその人のおかげとなり、もしうまくいかないとすると、それもすべてその人のせいという事になるようです。
ヒステリー者は、基本的には自分はうまくいくはずだ、と思っています。しかし、「全てを知っている」と思われる人が、やるべきことをしないために、自分は苦しんでいる、と考えるとされています。
ヒステリー者は、「全てを知っている人」がいると考えるので、なるべくその人に近づこうとします。これがヒステリー者特有の「なんでも知りたがる」という特徴につながっていきます。この知りたがり病は、しばらくすると、ジレンマから「知らせたがり」症に変化していきます。そしてなんらかの情報の皮肉な暴露や、場合によっては、人前で裸になってみたり、あまりにもわざとらしいうそっぽい愛の告白などをすることがあるという研究も報告されています。
ヒステリー者は何を疑問に思っているかというと、「全てを知っているはず」の人がなぜ、「やるべきこと」をやらないのか?ということです。ヒステリー者にしてみれば、「全てを知っている人」は何でもできるはずなので、おかしいのです。変なのです。そして、なぜやらないのか知りたいのです。そして、色々な手段で知ろうとするようになります。そして、場合によっては、自分以外の人にもその「重大な問題」を知らせようとします。これが暴露症などにつながっていくと思われます。
問題は、最初に主体が自分が知識及び経験に自信がない分野に飛び込んでいったところにあります。もしくは、その結果、混乱した自分を助けてくれると思った「全てを知っている」と主体に考えられている人物に頼りすぎたというか、信頼しすぎたところにあります。